榛名湖マラソンまであと６日〜 峠走にチャレンジ〜
本番である第3回榛名湖マラソンまであと一週間を切りました。
今回の榛名湖マラソンの最大の難所はなんと言っても高低差78mという強烈なアップダウン。それをそこそこのペースで乗り越えられるかどうかで大きくタイムが変わりそうです。
※高低差78mについてはこちら→第3回榛名湖マラソン | 高崎市
ということで最後の悪あがき（サブ3.75したい！）、とばかりに峠走10kmを敢行してきました。大体登りと下り5kmずつです。
峠走と言えば、かの岩本能史さんが短時間でサブ3.5ランナーを生み出す最も効率的且つ合理的なトレーニングとして提唱されたものです。
※ご存知無い方は「非常識マラソンメソッド」ぜひご覧になってみてください
榛名湖マラソンを前にしてこの峠走は必須では無いかと思いましてチャレンジいたしました。
榛名湖マラソンに出られる方、または都内近郊で峠走をしたいと思ってる方の参考になれば幸いです。
さて、峠走を敢行したのは埼玉県飯能駅の付近です。
私も先の本を読んで「よし、峠走やろう！」と条件反射的に外に飛び出しそうになったんですが（笑）、考えてみたら都心で数kmも登りや下りが続く坂道って無いんですよね。。。
で検討した結果、家から1時間圏内で行ける良い坂道スポットを発見。それが飯能でした。※池袋からも１時間ちょっとで行けると思います
てことで、今回が2回目の飯能峠走です。
まずは、駅から少し離れたところにある展望台*へ向かいます。
駅を出て少し走れば、そこはもう“きつい坂道”というのが魅力です（近隣の方々に怒られそうですが）。
木陰の間の登り坂をえっちらおっちら。展望台の麓まで2.5km。大体1km6:10くらいのペースで走り、坂の頂上である展望台の麓に到着。
で、展望台のてっぺんまで階段を1段ずつ駆け上がり、ぜえぜえしながらパシャり。なかなかの景色です！ずっと向こうにはスカイツリーが見えるそうです！といい気分もつかの間、ここから佳境に入ります。
展望台を階段で下りて元のコースに戻り、少し走ると急激な下りが待っています。
さあここからが峠走の真骨頂。着地筋**を鍛えるメインイベントです。
写真で見ても中々の下りですが実物はもっとヤバかった、、、
下り坂の走り方の基本は後傾せず足で減速してはダメ❌というのを本で読み知りました。
その教えに忠実に、まず身体をやや前傾に。そして足がストッパーになら無いようストライドを小幅にして勢いに逆らわないようクルクルクルクル回転です！
おお！すると良い感じでぐんぐんスピードが上がっていきます。
「これが下りの走り方かあ」なんて思ってるのも束の間、更に足がクルクルクルクル回って転ぶんじゃ無いかってくらいのスピードになってきました。
「ひえええ、転ぶーーーっ」と思ったところで、下りが緩やかになり終わりです。
ああ死ぬかと思いました。
後でNike+でチェックして見ると、60mを1km一気に下っていたようです（計算すると斜度6%）。榛名湖の下りとどっちがきついのでしょうかね？こっちの方がきつくあって欲しい！
さてさて、そんな思いをしながら何とか平坦に戻り、ここまでで大体4.5km。
このあとは、登り下りある道をうねうねと行き、最後は登ってきた坂を下って１周終了。でもう１回少しだけ登り下りをして占めて10kmでタイムアップだったのでトレーニングを終わりにしました（ちょっと疲れたので詳細は割愛（笑））。
途中に見えた景色が渓谷な感じでいい景色。
きつい峠走ですが自然の中で走る気持ちよさに癒されますね。
そんなこんなで今日のトレーニングの成果はどうだったのか？
着地筋が超回復して強化されるのか？
着地筋が超回復して強化されるのか？
数日後の本番で証明されるのか！？今から楽しみです。
※ペースはこんな感じ。青塗りが高低を表し実線がスピード。急坂を下ってる時に滅茶苦茶スピードが上がってるのが分かります。
疲れた筋肉と心がリラックスできましたー。
峠走が出来て、帰りに温泉にも入れる。飯能でのランはおすすめです。
Keep Running! by ageprock（アゲプロ）
*あさひ山展望公園
**着地筋
先の著者 岩本能史さんの造語。下りを下りる時に必要な着地のための太ももの筋肉の事を言うようです。そこを鍛えるには下りの峠走が最も有効だそうです。
